会社概要 | |
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社名 | 株式会社葵製茶 |
設立 | 昭和41年 |
事業内容 | 抹茶の製造販売 |
資本金 | 2000万円 |
従業員数 | 60名 |
本社所在地 | 愛知県西尾市上町上屋敷7番地 |
役員 | 代表取締役社長 本田忠照 |
代表取締役会長 本田綾乃 | |
専務取締役 中根通生 | |
取締役 中根伊志恵 | |
取締役顧問 本田忠彦 | |
取引銀行 | 西尾信用金庫本店 |
岡崎信用金庫平坂支店 | |
三菱東京UFJ銀行西尾支店、他 | |
主な販売先 | 全国の茶問屋 |
食品メーカー、生活クラブ生協、他 | |
海外輸出業者 | |
取扱い品目 | 抹茶・玉露・冠茶・煎茶・粉茶・ほうじ茶・有機栽培茶・各種パウダー |
抹茶関連製品・茶類殺菌加工・粉砕受託加工 |
沿革 | |
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大正初期 | 初代本田安太郎が茶の栽培を始める 店舗名を春香園製茶工場と命名し玉露の製造を始める |
昭和5年 | 2代目本田明治により玉露と碾茶の製造が本格化する |
昭和12年 | 本田明治が西尾市茶業組合の組合長に就任 |
昭和20年 | 本田明治が愛知県茶業連合会会長に就任 |
昭和22年 | 全国製茶品評会碾茶部門で農林水産大臣賞を受賞 |
昭和41年3月 | 3代目本田忠彦により葵製茶有限会社を設立 碾茶生産能力 600kg/日 |
昭和60年 | 本田忠彦が愛知県茶商工業協同組合相談役に就任 |
平成8年 | 碾茶生産能力の拡大を図る 1000kg/日 |
平成10年 | 製茶工場の新築 碾茶生産能力1500kg/日 |
平成12年11月 | 葵製茶有限会社改め株式会社葵製茶を設立 4代目代表取締役に本田綾乃が就任 |
平成13年4月 | 有機JAS認証取得 |
平成16年1月 | ISO9001・2000品質管理システムの導入 |
平成16年5月 | 契約農家による有機JAS認定茶園20haまで拡大 |
平成16年10月 | 第1・第2工場ISO9001・2000認証取得 |
平成16年10月 | 資本金を2000万円に増資 |
平成17年12月 | 第3粉砕・包装工場完成(HACCP対応) |
平成19年2月 | 愛知ブランド企業認定取得 |
平成19年2月 | アメリカ・ロサンゼルスに販売拠点として 「AOI TEA COMPANY」を設立 |
平成19年7月 | アメリカの有機基準である「US National Organic Program(NOP)の認定取得 |
平成19年10月 | 第3工場 ISO9001・2000認証取得 |
平成20年1月 | ユダヤ教の食品規定である「Kosher(コーシャ)」の登録認定 |
平成20年5月 | AIBフードセーフティー(GMP)指導・監査システムの監査を受け、最高ランク「Superior」の評価を受ける |
平成21年5月 | 第3工場 ISO22000認証取得 |
平成25年4月 | 食品安全マネジメントシステム FSSC22000認証取得 |
平成26年10月 | イスラーム教食品規定「HALAL(ハラール)」認証取得 |
平成27年6月 | 5代目代表取締役社長に本田忠照が就任 |
鎌倉時代に宋から栄西禅師より伝えられた日本の緑茶は、1000年もの歴史を誇り特に茶の効能は古くから伝えられてきました。その後、抹茶は利休の茶道文化と共に茶器・花・掛け物のお軸など禅の教えにより日本人に和の魂(こころ)を育んできました。その尊い教えの文化は世界に誇れる物だと私は考えております。
近年緑茶は改めて薬事効果が見直され、ペットボトルの緑茶が手軽でヘルシーな健康ドリンクとして人気を集め、目ざましい伸びをみせています。
その一方で、抹茶を茶筅で点てる、お茶を急須で淹れる、それらの習慣を介して培われてきた和の心と相手を思いやる心、本当のお茶の美味しさがややもすると置き去りにされ、緑茶は単にで喉の渇きを潤す手軽さが人気を博しているように見受けられます。いずれにしても緑茶は健康志向の高まりと共に、国内だけではなく世界中でブームになりつつあります。
このように茶がヘルシーな食品として確かな存在感を放ち、これからも世界中で愛されて続けていくためには、環境に配慮した企業体制が必要だと考えています。
葵製茶では自然と人とが共生する循環型社会への取り組みを行っております。
「環境に配慮した、安心・安全なお茶作り」をモットーに、1980年より有機栽培茶の開発に社をあげて取り組んで参りました。農薬散布をせず、堆肥による土壌作りから始める有機栽培茶は2001年4月に有機JAS認定(農林水産省登録認定機関OCIAジャパン)を取得。現在生産圃場面積は20haにもなり、国内有数の有機栽培茶園となっております。
伝統的な農法で作られる人と自然にやさしい葵製茶の有機栽培茶は、国内のみならず海外のお客様からも高い評価をいただいております。環境に配慮し、人と自然が調和する日本の文化は葵の抹茶を通して日本国内に留まらず世界に広がっています。海外での取引に必要な品質規格や認証取得、高い技術力や国際的にも評価される衛生的な設備とシステム化は社員の創造性と努力の賜物であります。
私ども葵製茶が先祖から古くから受け継ぐ家紋は遙か昔、徳川将軍家「葵の御紋」のルーツとなった「立ち葵」です。私はお客様第一主義のもと、その伝統ある立葵の三枚の葉を、「誠実」に「信頼」され「愛される」三本柱を社風として守り続け、伝統を創り上げていきたいと思っております。そして私の座右の銘でもあり、茶の湯の珠玉の名言でもある「一期一会」の心を大切に、社員共々、お客様と誠実に向かい合い社業に邁進していく所存でございます。