2009 年 5 月 9 日 のアーカイブ

茶畑情報【お茶摘み開始】

2009 年 5 月 9 日 土曜日

ゴールデンウィークも過ぎ、西尾ではお茶摘みがいよいよ本格化してまいりました!

ゴールデンウィーク後半から昨日(木曜日)にかけて降り続いた雨もようやく上がり、絶好の茶摘み日和。

と、いうことで本日は意外と知られてないお茶摘みの情報をリポートしたいと思います。

葵製茶からてくてく歩くこと2,3分。そこには広大な茶畑が広がります。ただし、西尾の御茶畑は真っ黒。ちょっと変な形容かもしれませんが、遠くから見るとなんだか巨大な海苔(!)みたいなんですね。

西尾の茶畑は黒い覆いがかけられています

西尾の茶畑は黒い覆いがかけられています

この黒い覆いは結構目が細かく、外からでも中の人の動きがわからないほど。
隙間からそっと中をのぞいてみるとほんのり薄暗く、茶畑特有の青臭い草いきれの匂いがムンと漂います。
しーんと静かで、薄暗い中お茶の新芽がつやつやと発光しているさまは少し不思議な光景です。

茶葉の新芽から若いエネルギーを感じます!

茶葉の新芽から若いエネルギーを感じます!

さて、次は実際のお茶摘み風景をご覧に入れたいと思います。CMや広告なんかで良く「夏も近づく八十八夜~♪」なんてBGMが流れる茶摘み風景を皆様ご覧になってるかと思います。しかしこれからご紹介するのはそんなPRのためのお茶摘みではありません。「摘み子さん」と呼ばれるプロの「お茶摘み」の一端をご紹介したいと思います。

どこまでいっても・・まっくろ。

どこまでいっても・・まっくろ。

迷宮のような黒い覆いの間を縫っていくと、ちらほらと人の姿が。彼らがプロの摘み子さんです。朝は日の出と共に摘み、日が落ちるまでもくもくと摘み続けるのだそうです。この時期の茶畑に行くと静まり返る中、凄いスピードで新芽を摘む「シャシャシャ・・・・・・」という音が聞こえて来るのです。そんな彼らが一日に摘む茶葉の量は平均15キロ。体ほどもある大きな籠にぎゅうぎゅうに詰めて3杯もの量です。大ベテランになると20キロも詰めるんだとか。
日本一の生産量を誇る西尾の抹茶は彼らの力なくしては生産できません。
                      
もくもくと茶摘作業に集中してらっしゃいますねー
茶摘後の茶の木。新芽が摘み取られているのが見えますでしょうか?
さて、ちょっとした豆知識なのですが、皆様「ちょちょ刈り」という言葉はご存知でしょうか?これはお茶摘みをするとき、本来ならば一振りの枝の根元から先まで、全部新芽を取らないといけないのに、面倒くさがって初心者や中学生(なんと西尾は茶摘労働学習があるのです)が先っちょだけを「ちょちょっと」摘んでしまうことを言うんです。
恐らく西尾の茶畑では今日も中学生が「こらあ!ちょちょ刈りするなああ!」と怒られていることでしょう・・・・・面倒くさがっていては西尾のおいしいお抹茶は作れないのです。