葵製茶

AOI SEICHA

煎茶とは

What's Sencha

煎茶は、緑茶の一種です。酸化酵素の働きを止めて造る「不発酵茶」に分類され、茶葉を蒸してもみながら乾燥させたものです。品種や蒸す、炒るなどの製造方法、ブレンドによって種類が異なりますが、総称して「煎茶」と呼びます。

茶師の役割

葵製茶には「茶師」と呼ばれる五感を研ぎ澄まし、知識と経験から様々な味の特徴を持った茶葉を選定、調和を行うことができるお茶の職人がいます。また、同じ畑で同じように栽培したとしてもその年の天候、状況により同じ味に定まらないのが茶栽培の不安要素ですが、茶師はその経験値から繊細な調合により常に変わらぬ味と品質を作り上げています。茶葉の特性を熟知した上でブレンドにより新たな味わいを生み出すこともまた主要な茶師の役割です。葵製茶の煎茶の特徴は、機械による数値データに偏らず茶師がその時期に一番適したお茶を厳選・吟味し、作り上げる「今が最も旬の味」を基本にお客様に感動をお届け出来るよう努力しています。

料理に添うお茶

料理の合間のお口直しや食後の一服、食事の味わいを引き立たせる役割があり、お茶と食事は切っても切り離せないものです。お寿司など頂くときは渋めのお茶で口の中をさっぱりと、中華ならすっきりとした味わいのお茶で油っこさの中和を、フレンチを食べた後には まったりとした味わいのお茶で食事を締めくくるなど、お茶の種類、特性を知ることで何気ない食事もより豊かなものになります。

How to Prepare Sencha

煎茶の淹れ方

【準備するもの】
急須 湯呑み 茶こし 湯冷まし 茶筒
  1. 01

    よく沸騰させたお湯を、湯冷ましにとり冷まします。70℃~80℃が適温です。一人当たり約2〜3g (ティースプーン1杯分) を目安として茶葉を急須にいれます。

  2. 02

    適温まで冷ましたお湯 70~75ml を茶葉にかぶるくらいの量で注ぎ、葉が開くまで30秒~1分程度時間をおき、旨みを凝縮させます。(※1人分の場合)

  3. 03

    湯飲みに最後の1滴まで注ぎ切りましょう。そうすることで、2煎目も美味しくいただけます。

※数人分用意する場合:
  • ・茶葉に応じて、葉量、湯量、抽出時間は調節してお召し上がりください。
  • ・濃さの差が出ないように、1番・2番・3番と注いだ後、次は3番・2番・1番の順番に淹れます。
  • ・全て注ぎ切ったあと、お湯をもう一度急須にいれます。この際のお湯は1煎目より熱いお湯を淹れるのがコツです。
    2煎目はやや短めに時間を置き、もう一度同じように順番に湯飲みに注ぎ分けます。最後の1滴まで注ぎ切りましょう。
2~3人分の分量
【玉露】温度50〜60℃  葉量6~8g 湯量80~100ml 時間2分~2分半
【冠茶】温度60℃    葉量6~8g 湯量200ml   時間1分~1分半
【煎茶】温度70〜80℃  葉量6~8g 湯量200ml   時間30秒~1分
【茎茶】温度70〜80℃  葉量6~8g 湯量200ml   時間30〜40秒
【ほうじ茶】温度95〜100℃ 葉量8~10g 湯量250ml   時間30~40秒
【玄米茶】温度80〜90℃  葉量6~8g  湯量200ml   時間20~30秒
【番茶】温度95〜100℃ 葉量10~12g 湯量250ml  時間20~30秒
【玉露粉茶】温度60℃     葉量6g  湯量250ml   時間40~60秒
【煎茶粉茶】温度80〜90℃  葉量6g   湯量250ml   時間20秒
【芽茶】温度70〜80℃  葉量6g   湯量250ml   時間40秒

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